1月5日に手助けして孵化させた姫ウズラのミラクは足が内側に曲がっていて、足の裏で立つ事が出来ませんでした。
姫うずらの孵化は約17日前後と言われており、この子は諦めようとした20日目に生存が確認出来たのでそのまま温め続けたのです。
そして2日後に嘴打ちがあり、24時間経過しても出て来ないので手助けして最終的に卵から出したのは24日目の事でした。
そんな状態なので、子供達には「2〜3時間の命だよ」と諭したのに、数分後には立ち上がり素早く動き回っていた時には本当に驚かされました。
それから数日後に足の異常に気付いたのですが、まだ孵化間もないので足の治療(テーピング)は孵化10日後に行たのです。
歩きにくそうでしたが、そのまま放置すれば長くは生きれないとの事なので施術するしかありません。その後も外れたらテーピングの繰り返しで、掴まれることに対して恐怖を感じていたようです。

そのテーピングの甲斐もあって内側に曲がっていた足も正常になり足の裏で立って走り回れるようにはなりましたが、掴まれる事には抵抗するようにはなってしまいました。
それで小屋から出して遊んだ後に戻すと、寂しいのでしょうか?もっと遊びたいのか?良く呼び鳴きしてました。
子供達も春休みなので息抜きに姫ウズラと遊んでいたようです。
そんなある日、息子がウズラを放して遊んでいた時に掴もうとしたら、驚いて急に飛び出して壁に激突したそうです。
落下して暫く歩いたそうですが、その後倒れて息絶えたようです。

こちらが孵化後2ヵ月弱のミラクです。
DCIM00622ヵ月と10日の短い命でしたが、先ず無理だろうとい所からの奇跡をみせ3日〜1週間〜1ヶ月と安定期を乗り越えて産毛も生え変わり成鳥となり、飛ぶようにもなった矢先のほんの一瞬の出来事でした。
姫ウズラのミラクには感動と沢山の喜びを与えて貰いました。
出会いと別れ〜生きている限り永遠と続くのですね・・・
死は悲しいものですが、姫うずらの孵化と成長の過程の感動は忘れられません。
少し休みますが暫くしたら人工孵化の再挑戦します。