姫ウズラの孵化日記は書くつもりがなく1つの記事が長くなってしまうので、ツイツイ書くのが億劫になっていました
DCIM00473日ほ顔ど前の我が家の姫ウズラです。顔以外は大人の羽根が生えて来てますが、顔はモヒカンラインから生えて来るのですね
姫ウズラの孵化は、順調(孵化器)なら約17日程で孵化するそうですがネットで調べてみると20日で孵らなければ諦めた方が良いとの意見が多い様に感じました。それでも最長22日で孵した方も居るみたいです。
私の場合は有精卵6個で温め始めて、4日目の検卵(チェック)では6個全部が胚から血管が確認出来き成長している事が確認出来ました。
その後は10日の検卵で布団の中で息子が2個ヒビを入れて何れ中止卵となり、残り4個は17日目まで順調でした。
孵化予定日を迎えても何もなく20日で諦めようかと検卵しても成長しているので中は真っ黒ですが、生命観のない少し軽めの2個を気室(酸素があって雛が呼吸する所)からピンセットで割っていく。
もう毛も生えている雛でしたが孵化間近で息絶えたようです。
もう1個も同じ位で、最後の黄身を吸収して孵化まで漕ぎ着けるそうなのですが出来なかったのですね。

そして、最後の2個ですが未だに状態が解らないのでネットで調べてみると、22日で孵ったと言う情報を入手。
そんな訳で22日間まで温めてみる。

そして22日経ったので、諦めて割る事を決意。
何でも人間が孵化の手助けをするのは冒涜だ!!とか、助けても長くは行けれない弱い子?だとか言われていますが、私は人間だって自然分娩できない場合は帝王切開しますよね?とは思ってました。
1個はもう黄身も小さく本当に孵化目前で命が尽きたのでしょう。
そして、最後の1個も気室から丁寧に割って行くと息子が手を寄越すので卵を渡す。
息子は卵を耳元へ当てると、「カサカサ音がするよ!!」私も手に取り耳元へ当てると本当にカサカサと音がするのです。引き続き娘も音を聞き驚く。
またも戸惑い・・・ウズラ孵化をネットで検索すると、とても詳しいサイトを見つけました。
何でも親鳥は嘴打ち(はしうち=雛が内側から殻を突く)が始まると、中の雛と絶妙なコンタクトで孵化する手伝いをするとの事で、通常は嘴打ちが始まると24時間以内には孵化するそうです。
嘴打ちの前の手助けは、黄身の吸収が出来ていない為アウトとの事で、少し割ったままの状態で再度温めました。
すると23日目で嘴打ちが始まったので、孵化への希望が見えて来たのです
が、一向に出て来ないで遂に24時間経過・・・やはり駄目なのか?
子供達には「もし生きて孵っても数時間の命かも知れないよ」と伝える。
最後の手助けで慎重に少しづつ殻を剥いて行く。
1/3程剥いても自分から出てきそうもない・・・が生きている。
結局最後まで割って雛を出しました。
駄目なのかなぁ〜と思っていると、急に立ち始め歩き出すのですから驚きです。
そして、数時間の命処か数時間後には餌を食べるのですからまた驚き。
普通は孵化1日目は食べないようですが、この子は24日も卵の中にいたからなのでしょうね。
24日目にして命が誕生した奇跡で浮かれてやり過ごして5日ほど経過する。
DCIM0017こちらは、孵化11日目。足元のテーピング見えますね?
この子とても元気で素早く走るのですが、バランスを崩す事が多かったのです。
良く見ると、両足は甲は内側に丸まっており足裏で立っていなかったのです。その画像を撮ってないのもこんなに生きると思ってなかったので・・・良い意味で裏切ってくれてますがねっ
しかし、こんな足で良くもあんなにも早く走れるのか理解できません・・・
獣医に診て貰わないといけないかなぁとネットで検索してみると。

原因は近親交配などの時に見られる症状らしく、もっと酷いとペローシス(両足が開いてしまい立てない)もあるようです。
この子は近親交配では無いそうですが、孵化に時間掛かったからでしょうね。
今では矯正法があるようで、簡単に治るとの事なので子供と一緒に雛を掴み曲がった足を戻して開いた状態で医療用テープで下から固定し、上からもう1枚で挟んでテーピングするのです。
孵化1週間後からテーピングして、外れたらテーピングを繰り返し10日もすると足の裏で歩けるようになってました。
まだ外側2本の足がしっかり開けていませんが、もう少しでほぼ完全体になりそうです。
今日で孵化27日目になりました。

それにしても長くなりましたが書き切りました。
コツコツ書け〜
最後までお付き合い下さった方、どうもご苦労様でした。




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