それも私達国民にTPPの多くを伏せたまま・・・これでは民主主義国家とは言えません。(今までもそれに近い状態でしたが、ここまで酷くは無かったと思います)
懸念されている農業や医療保険制度など数知れず、そして野田首相は投資家を守るISD条項も知らないのだから驚きである。
ISD条項とは、米国とカナダとメキシコの自由貿易協定であるNAFTA(北米自由貿易協定) において導入された。
そして、このISD条項によりカナダとメキシコは自国民の為に行った事でアメリカ企業の利益を被ったとして、アメリカ企業から訴えられて敗訴し巨額の賠償金を支払っていると言った前例が既にあるのです。
要するに、ISD条項とは、各国が自国民の安全、健康、福祉、環境を、自分達の国の基準で決められなくする「治外法権」規定なのである。
野田なんたるはこのISD条項すら知らないで国内法で対処すると言った参議院の質疑での動画がアップされています。ISD条項の事を知らない振りをしてTPP交渉参加しようとしているのなら日本の国益など何とも思っていないのだろう。
そして反対派の急先鋒の民主党山田元農水省は離党もちチラつかせていたのだが、態度を軟化しているも筋書きなら国会議員など何も信じられない。
自民党も内閣不信任案すらしないのだから、これまた摩訶不思議です。
これも敗戦国の宿命?だからと言って戦後66年経っていると言うのに、日本は何時まで、そして何処へ向かって行くのだろうか?
我々の辿る道は国会議員に委ねられていると言う現実を私達有権者は自覚し、選挙区の議員にもっと意見しなければ、この先我々の子供達に顔向け出来なくなってしまいます。
今、政治から目が離せない・・・