そして、今日は日中を通じてとても過しやすい日となりました。
もしかして、今年も夏はもうこんな感じなのだろうかとも思ってしまいますが・・・まさか、そんな訳はないですよね〜

今日は、ツバメの親達が慌しく甲高い声を挙げ飛び回っているので、天敵でもいるのかと思って見渡しても何もいないのです。
それでも2羽で牽制し合っているかのように、餌を上げる訳でもないのに巣に近づいては飛び交っているのです。
その行動の訳も数分後には理解する事が出来ました。
1羽の雛が巣の下に落ちているのです。
それも自分では立てずに頭も地面に付いて息をしているのもやっとの状態なのです。
驚き暫くぼーっとしてから雛を手に乗せたのですが、かろうじて呼吸をしており目も時々開ける程なのです。
また日本平動物園に連れて行こうかとも考えましたが、数分後には目を閉じて呼吸も止まりました。
他の3羽は物凄く元気に囀り体も1周り大きいのに、この雛はとても小さかった。
きっと最後に孵った雛なのでしょうね。
病気なのか餌の争奪戦に加われなかったのかは解かりませんが、自然界はやはり厳しい。
しかし、小さな命が掌で亡くなるのも辛いですね。
土を掘って死んだ雛を埋めたのですが、小学生の頃に勝っていたインコを埋めた以来かなぁ。
日本では色んな生き物がペットとして飼われていて、ペットと食用の生き物を完全に切り離しているように思えますが、それってどうなのでしょうね?
アメリカでは成人になると鶏を絞めて殺させると耳にしましたが、その事を最初に聞いた時は野蛮だなぁと思ったものですが、人が生きて行く為には様々な生き物の命を犠牲にしているのですから、その位の事が出来る位の逞しさも必要なのかも知れないとも思うようにもなりました。
昔の日本人だって、兎や鶏は貴重な蛋白源であり食用に飼っている鶏や兎を捕まえては自分達で絞めて調理して食べていたと聞きました。
今では日本では犬も兎もペットですが、アジアには犬を食べる国もまだ多くあり、ヨーロッパはフランスでは今でも兎を食べているとTVで聞いて少し驚きました。
色んな事に驚こうが、私達人間は多くの命を犠牲にして生きているのです。
人間である限り、一生懸命生きて犠牲にしてきた命の分まで頑張り抜かないといけないのでしょうね。